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般若心経に関する本は、結構読みましたが、この本が新しい解釈や示唆を与えてくれるようなものとは思えませんでした。どうもまどろっこしい感じの説明で、切れ味不足で且つ冗長といった感じがします。自分としては、宝彩 有菜氏の「気楽なさとり方 般若心経の巻」の方が印象深く読めました。
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まだ実は半分くらいしか読んでいないのですが気に入ったので書き込みたい、と思いました。
江原さんもスピリチュアルという言葉を使って、普通の人にはハッキリ言ってほとんど訳の分からない世界、この世とは反対側のウラの世界のようなもののことを、極力一般の人に分かりやすく解説されていますが、この方もそういう意味でかなりの功労者ですよね・・・
学者の人がこういうのを書くと勉強慣れしている人以外にとっては読むのに結構骨が折れるものになりがちだと思うのですが、この方はとにかく分かりやすい文章で書いていただいているところが良い、と思います。また、量子論などを引用して、科学慣れした現代人に対して、この世界を科学用語を通して翻訳してくれている部分もあります。研究者的な脳みそを持った人、追求好きな人にとってはたまらないのではないでしょうか?
ものを細分割していくと粒子でもあり波でもある、という節を読んでいてゾクゾクしました。最近の「超ひも理論」を扱った新書にもそのようなことが書いてありましたし、最近出ている精神世界系の本にも結構そういうことが書いてあります。
これは私の推測ですが、私たちが見ている世界は一定の波長を持ったものの世界で、実は同じ空間の中に違う波長を持った存在が重層的に存在している、のではないでしょうか?違う波長の世界に霊なども存在しており、知的な超越的存在、芸術家にインスピレーションを与える存在、はたまたプレアデス星人と呼ばれるような地球外生命体・・・などもその中にいるのではないでしょうか?
「神との対話」「死後体験」「リコネクション」「ハトホルの書」「初めての超ひも理論」などなどとあわせて読むとまたそっちのワールドが広がる気がします。
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若い頃は、宗教の問題など考えたこともなかった。単なる知的弱者のすがるものだと考えていたし、宗教とは巨大な詐欺ではないかとさえ考えたこともあった。だが、退職し、自ら内省を繰り返すうちにこのありがたさが分かった。この本は般若心経のみならず、定年後に宗教を考える際の入門書になる。少なくとも私はこの本に出合えて、新興宗教にも入らず、真剣に宗教と向き合うことができた。著者には感謝している。
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般若心経の現代語訳と解説の本。
仏教に興味があっても、なかなか入門書探しは難しい。特に若い人にとっては文章も古く、共感しにくいものが少なくない。入門するにもその門が狭いということは否定できないだろう。
そこにこの本が出てきました。
お経というものは深い意味を持っていて、それは普遍的な人間の悩みや生き様についての尊い教えが含まれている。
仏教に限らず他の宗教でも色々な派ができている。それら新しい教えに人が集まるのは当然かもしれないが、その陰で変わらずに人の心をとらえてきた、古びない考えがあります。
難しいことの一切ない、広く通りやすい、そして深い門というべき一冊です。
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人はあの世を信ずるのか。
宗教を紐解くときやはり死後がなくてはならない。
そこが極楽浄土というのが最高らしい。
しかし、死後が無いと信ずるものもいる。
この人達すなはちわたくしなのだが、教を読む儀式
としては常に参加する、しかし、仏間の仏具をチーンと
しても、なんか頼りないなんだかもう少しちがうのではないか、、、
そんなわたしでも、般若心教のひとつは門前の小僧よろしく
覚えてしまっている。現代語というのはちょっと考えてしまう。
分かりすぎると虚しい、だが本来教というのはむなしいものなのだろう。
cdというのは時におてがるである。