好色五人女―現代語訳・西鶴の紹介 : 現代語訳の本

好色五人女―現代語訳・西鶴

人気ランキング : 386734位
定価 : ¥ 840
販売元 : 小学館
発売日 : 1992-11

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「好色」とはいってもポルノではありません。五巻からなる「浮世草子」。それにしてもそれぞれの巻での女性(人妻二人、娘三人)の動きは活発・大胆です。極刑になるとわかっていながらの姦通劇、女(男も)の急な心変わり、庶民層の話、元禄という時代、、、西鶴が語りたかったものは何でしょうか?
あ、そうそう、当然ですが、今の価値基準で読まないほうがいいですよ。

オススメ度

和服への興味から西鶴ものを集中的に読んでいます。
マイファースト西鶴は、この「好色五人女」。
タイトルは刺激的ですが、内容は不倫や恋のために不幸に陥った女性の話。
中でも有名な八百屋お七の話。
現実にはお七が付け火をしたため江戸は大火に見舞われるのですが、作品中では屋根に小火が出ただけで大事には至らなかったが、当時の法制で「火付け」に分類されて死刑になった、とされています。
他の4人の女性も、罪というほどの罪もなく、ただ世の決まりからちょっとはみ出したために極刑を受ける。
気の毒です。その気の毒さがストーリーの要であり、芝居として人をひきつける力になったのでしょう。
さて、私の目的の和服に関する記述ですが、女性が主人公である割には着物に関する話題は意外に少ない。
「好色一代男」の方が当時の花柳界の風俗・しきたりについて詳しくて、参考になります。


このページの情報は
2006年12月25日16時43分
時点のものです。

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