オススメ度 |
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タイトル通り、この本は読み易くありません。
構成だとかが読み難くさせているのでは無く、単純に昔ながらの言い回し(よくよく吟味すべきである)だとか、(勝利を得ない日は無かった)が少し読みにくいだけであって、構成自体は少し大きめの文章で文字は読みやすかったです。
でも、現代訳と原文(訳される以前の五輪書)が一緒に載っているため、現代訳のみが読みたい人や、原文を見たい人は少し物足りないかもしれません。
ですが、内容を読むと、自分にとって糧となる所がたくさんあります。
「昔の人が書いた古臭い文章」と考えるよりも、「今でも通用する昔の人が書いた精神論」という考え方の方が、この本には合っている気がします。